恐怖の 【ダイエットサプリメント】

【ダイエットサプリメント】と言うと女性は興味津々ですが、衝動的に買って盲目的に摂取するのは危険です。
以下のような事例もありますので、是非とも頭に入れておきましょう。



1.DHCのダイエット用サプリメント

「メリロート」というヨーロッパからアジアにかけて広く棲息するマメ科のハーブを見聞きされた方も多いかも知れませんが、その成分であるクマリンは血行を促進する効果があります。

日本では、痔の薬として使用されていましたが、その血行促進効果に着目してむくみ改善効果を期待するダイエットサプリメントとしてDHCが開発販売を開始しました。

その結果、「メリロート」を摂取した人の多くに肝機能障害が発生したことが確認されました。

その原因は、この「メリロート」には医薬品の2.3倍ものクマリンが配合されていたためと考えられています。その他の同様なクマリンを使用したダイエットサプリメントでも2~5倍ものクマリンが使用されていたことなどもありその危険性が指摘されています。しかしながら、現在も販売は継続されていますので使用には十分注意しておく必要があります。

この事例で分かるように、ダイエット・サプリメントだけでなく、一般の健康食品には法的に成分の配合比率や摂取量の基準が設けられていません。(コエンザイムQ10なども過剰摂取に気をつけてください)

この点で、サプリメントや健康食品に関しては、国は”その使用方法は消費者個人に任せられており、またその弊害による責任も消費者やメーカーが取る” という基本姿勢が見うけられます。

その後、法整備や勧告を行うなど次第に環境は改善はされてきていますが、基本的には”自己責任”ということですので広告などを信じ過ぎないようにリスク管理は自分で行う意識が必要です。



2.脂肪が付きにくい特保(特定保健用食品)の花王のエコナ

以前に花王の ”エコナ” に発ガン性の疑いがあることがわかりました。
“エコナ” は、クッキングオイルとして食品を焼いたりする時に使用され、我々の体内に吸収されます。この “エコナ” は人口的に合成された油ですが、その後の安全性試験でその発ガン性が指摘されました。

特保を取得する時に安全性試験などをしていましたが、その数が不十分だったということで追試の結果、発ガン性の疑いが指摘されたため花王は関連製品の販売を中止・自主回収し、消費者に対する相談窓口を設置しました。



3.ビタミンEの摂り過ぎは危険

ビタミンEの摂り過ぎで死亡率が上昇するという研究結果がでています。
元々ビタミンEはその抗酸化作用が病気の予防効果を高めるとして認識されていますが、過剰摂取により死亡率が高まることをアメリカの大学が3万人以上を対象とした研究結果として発表しています。

死亡率が明らかに高くなる400IUという数値は、換算するとビタミンE 268〜363mgになります。これを毎日摂取すると危険だと言うことです。
日本では、大塚製薬のネイチャーメイドE400IUなどが販売されていますが、一日で内容量の50粒全てを食べてしまうことがないよう(普通はないでしょうが)注意しましょう。

また、
2~4歳児へのビタミン供与での研究では、アレルギーやぜんそくなどの発症数が高まるというデータも出ていますので乳幼児への摂取には気をつける必要がありそうです。



4.飲むヒアルロン酸

ヒアルロン酸は体内に多く存在しする多糖類の一種ですがので比較的安全な成分と見られています。これを細胞と細胞の間に充填させて安定させ、シワを伸ばしたり、化粧品の保湿成分として利用しようということで開発販売されています。

しかし、実際にはその効果を期待するのは自由ですが、データとして十分なものがなく、ヒアルロン酸は体内に吸収される際に一旦分解されるとのことでその効果にも疑問符が打たれているのが現状です。

そして、妊娠中や授乳中など胎児に影響がある時期には摂取を自重することが推奨されていますので注意してください。

また、肝臓に障害がある患者では、血中にヒアルロン酸が大量に存在しても肌はカサカサな状態となっている場合もあり、ヒアルロン酸自体の効果は今のところ疑問視されています。



5.グルコサミン・コンドロイチンでぜんそく悪化

グルコサミンやコンドロイチンは膝の痛みを緩和するという効果を期待するサプリメントとして多く販売されています。

グルコサミンについては多くの実験データはあるものの、その効果については現在は懐疑的な状態です。また、コンドロイチンについてはそもそもの実験データが少ない状態ですので、ハッキリとしたことは何も言えないのが現状です。

一方で、アメリカではグルコサミンやコンドロイチン使用で喘息が悪化したという症例も報告されていますので注意が必要です。

今のところ正式には副作用は報告されていませんが、喘息や胃腸障害などが懸念されている状況ですので、くれぐれも過剰摂取には気をつけたいところです。



6.大豆イソフラボンの環境ホルモン

現在特保として認定されている大豆イソフラボン”ですが、その有個性と危険性の両方を併せ持つというのが現在の認識です。

有効性としては、女性の乳ガンや大腸ガン、肺ガン、骨粗しょう症などの発症を抑制すると言われています。

一方の危険性としては、環境ホルモンへの影響が懸念されています。




参照:「危ない健康食品から身を守る本 (シリーズ 安全な暮らしを創る)」植田武智著





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