ビタミン欠乏症と過剰症、そしてその副作用とは?

ビタミンが欠乏すると様々な健康障害が出てきます。視力低下や関節炎、貧血症や骨軟化症、低血糖や生理不順、抜け毛や湿疹、うつ病や精神疾患などです。
一般的な知識として知っておいても損はなさそうですし、ダイエットなどで食事制限をしている場合には陥りやすいですので参考にしてみてください。



ビタミン欠乏症

1. ビタミンA : 眼球乾燥症、夜盲症、視力低下など。

2. ビタミンB1 (チアミン) : 脚気、神経炎、関節炎など。
喫煙者やお酒やインスタント食品、砂糖をよく摂る人、コーヒーをよく飲む人などはビタミンB1が不足気味となります。
また、ピル常用者や妊娠中、授乳期の人もビタミンB1が不足気味となりがちです。

3. ビタミンB2 (リボフラビン) : 口・唇・皮膚・生殖器の炎症や機能障害など。
ピル常用者や妊娠中、授乳期の人、肉の赤身を好まない人はビタミンB2が不足気味となりがちです。

4. ビタミンB6 (ピリドキシン) : 貧血症、舌炎、脂漏性皮膚炎など。
ピル常用者や妊娠中、授乳期の人、動物性タンパクを好む人はビタミンB6が不足気味となりがちです。

5. ビタミンB12 (コバラミン) : 悪性貧血、脳損傷など。
菜食主義でたまごや乳製品を食べない人はビタミン12が不足気味となりがちです。

6. ビタミンB13 (オロチン酸) : 不明。

7. ビタミンB15 (パンガミ酸) : 腺・神経系疾患、心臓病、肝臓組織の異常酸化など。

8. ビタミンB17 (レートリル) : 抗がん力や自然治癒力の低下など。

9. ビオチン : 湿疹、疲労、脂肪の新陳代謝の異常など。

10. ビタミンC (L-アスコルビン酸) : 壊血病、歯茎の出血、風邪に対する抵抗力や免疫力の低下など。

11. パントテン酸カルシウム (ビタミンB5など) : 低血糖症、十二指腸潰瘍、血液や皮膚疾患など。
傷の治癒力を高め、感染症に対する抗体をつくる。疲労防止と抗生物質の副作用を和らげる。

12. コリン (ビタミンB群) : 肝硬変、脂肪肝、動脈硬化、筋無力症、老人性痴呆症など。
血液脳関門を通り抜けることができ、脳や血液を保護し有害物質や老廃物・過剰物質を排除する働きがある。

13. ビタミンD (カルシフェロールなど) : くる病、虫歯、骨軟化症、老人性骨粗しょう症(骨多孔症)など。

14. ビタミンE (トコフェロール) : 貧血症、赤血球細胞破壊、筋肉変性、低血圧、生理不順、生殖機能障害など。
ピル常用者や妊娠中、更年期の女性、揚げ物魚油などを好む人はビタミンEが不足気味となりがちです。

15. ビタミンF (リノール酸、リノレン酸など) : 動脈硬化、肝臓障害、湿疹、ニキビなど。
ビタミンEと一緒に摂ると消化吸収効率が上がる。

16. 葉酸 (フオラシン、ビタミンB群) : 大赤血球性貧血、白髪など。
お酒をよく飲む人、ビタミンC摂取量の多い人、アスピリン摂取者、妊娠中・授乳期の女性は多く摂取するとよい。

17. イノシトール (ビタミンB群) : 抜毛、湿疹など。
髪の毛の栄養素とも呼ばれているが、必ずコリン(ビタミンB群)と一緒に摂るようにすること。

18. ビタミンK (メナジオン) : 過剰月経、大腸炎、小児慢性腸炎、新生児出血異常など。
ビタミンKは微量で足りるのでマルチビタミンには通常含まれていない。ビタミンKはヨーグルト、卵黄、紅花油、大豆油、魚肝油、海藻類、緑色葉野菜等に含まれている。

19. ナイアシン (ビタミンB3、ニコチン酸) : ペラグラ病、うつ病、精神疾患など。

20. ビタミンP (生体フラボノイド、ルチン等) : 毛細血管破裂など。

21. PABA (パラアミノ安息香酸) : 湿疹など。

22. ビタミンT : 血液血小板関係。
血友病や貧血予防には重要。ゴマの種や卵黄に含まれる。

23. ビタミンU : 抗潰瘍関係。生キャベツに含まれる。

24. ビタミンQ (ユビキノン) : 不明(糖尿病関係?)
ユビキノンは糖分を素早く細胞内に取り入れて、エネルギーに変えるので糖尿病には効果がある。生殖機能を高めたり免疫細胞・白血球の働きを活発化に効果がある。





ビタミン過剰症と副作用

1. ビタミンA : 1日10,000IU以上の摂取で副作用発生。抜毛、吐き気、発疹、骨の痛み、生理不順、疲労、頭痛、肝臓肥大、皮膚のウロコ状化など。
妊娠初期の妊婦が一日5,000IU以上を摂取し続けると生まれてくる赤ちゃんの催奇形性や循環器の疾患に影響する。ビタミンAはサプリメントではなく医薬品。美肌維持のために処方される(化粧品等)場合もありますがビタミンAは脂溶性で体内に蓄積されるので注意が必要。

2. ビタミンB1 (チアミン) : 震せん、帯状厄疹、浮腫、神経症、脈拍増加、アレルギーなど。

3. ビタミンB2 (リボフラビン) : 痒み、しびれ、熱感、刺すような痛みなど。

4. ビタミンB6 (ピリドキシン) : 不眠症など。

5. ビタミンB12 (コバラミン) : 特になし。

6. ビタミンB13 (オロチン酸) : 不明。

7. ビタミンB15 (パンガミ酸) : 特になし。

8. ビタミンB17 (レートリル) : 特になし。

9. ビオチン : 特になし。

10. ビタミンC (L-アスコルビン酸) : 下痢、過度の排尿、発疹、吐き気、腎臓結石、肝機能低下、葉酸の体外排出など。
空腹時の摂取は禁物、腎臓結石を防ぐ目的でマグネシウムを一緒に摂ると安全。

11. パントテン酸カルシウム (ビタミンB5など) : 特になし。

12. コリン (ビタミンB群) : 特になし。

13. ビタミンD (カルシフェロールなど) : 喉の渇き、目の腫れ、皮膚の痛み、下痢、血管壁や臓器へのカルシウムの沈着など。

14. ビタミンE (トコフェロール) : 特になし。

15. ビタミンF (リノール酸、リノレン酸など) : 肥満など。

16. 葉酸 (フオラシン、ビタミンB群) : アレルギー性皮膚炎。

17. イノシトール (ビタミンB群) : 特になし。

18. ビタミンK (メナジオン) : 500μg以上で副作用あり。

19. ナイアシン (ビタミンB3、ニコチン酸) : 100mg以上で副作用あり。皮膚のヒリヒリや痒みなど。

20. ビタミンP (生体フラボノイド、ルチン等) : 特になし。

21. PABA (パラアミノ安息香酸) : 吐き気、不快感。

22. ビタミンT : 不明。

23. ビタミンU : 不明。

24. ビタミンQ (ユビキノン) : 不明。




当サイト内の下記ページも参考にしてみてください。

●「ビタミン欠乏症と過剰症そしてその副作用とは?
●「ミネラル欠乏症と過剰症そしてその副作用とは?
●「ダイエットで 【ビタミン・ミネラル】 が欠乏すると恐ろしい?
●「【マルチビタミン・マルチミネラル】の働きとは?
●「【効果のあるダイエットサプリメント】 とは?





参照:「マルチビタミン(ミネラル)で病気はどんどんよくなる」神津健一著





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